
黒酢に含まれる成分の中に、ビタミンがあります。中でもビタミンB1、B2などが多く含まれています。ビタミンB1は、神経や筋肉の機能を正常に保つために必要とされ、また心臓の働きを保護したり糖をエネルギーに変える大切な役割もあります。
そのため、ビタミンB1が不足するとさまざまな症状があらわれます。糖質の分解がスムーズに行われなくなり脳や神経系に影響があらわれ、脚気や記憶力の低下、イライラや注意力散漫、ウェルニッケ脳症などがみられることもあります。
また、疲労物質である乳酸が体内に蓄積されることにより、肩こりや腰痛、食欲不振などを引き起こすこともあるので注意が必要です。ただし、ビタミンB1は多量に摂取しても水溶性のため排出されてしまいます。
ビタミンB1の働きを高める物質(にんにく、ニラ、ねぎ、たまねぎなど)と一緒に組み合わせることで、上手に摂取するようにしましょう。ビタミンB2は、体内に摂取した脂質をエネルギーに変えるエネルギー代謝を促進し、呼吸、消化、循環系、舌、唇などの粘膜の健康を保ち、眼や皮膚の働きを正常にします。
ビタミンB1と同じく水溶性のため過剰摂取する必要はありませんが、不足すると口内炎や目の充血、にきびや吹き出物が出来て肌が荒れるなど、皮膚や粘膜に悪影響を及ぼします。このようにさまざまな症状を引き起こしてしまう原因となるので、ビタミンB2を多く含む食品(レバー、納豆、ほうれん草、魚介類、卵など)と一緒に摂取し、不足しないように心がけましょう。