
クエン酸の「クエン」とは、中国産のシトロン(レモン)の一種である「枸櫞(くえん)」から由来し、レモンを始めとする柑橘類に多く含まれていることから、このように呼ばれるようになりました。
梅干しや酢などに感じられる「すっぱい」成分も、このクエン酸によるものです。以前は果実の果汁から分離して作る高価なものでしたが、現在では化学の進歩により、デンプンまたは糖をカビの一種で発酵させて安価に生産出来るようになりました。
爽やかな酸味をもち色々な効果があるため、食品添加物やサプリメントにもよく使用されます。また、食酢に含まれている酢酸もクエン酸になります。 クエン酸には、疲労回復や抗酸化作用、キレート作用、そして身体をアルカリ性に保つなどさまざまな効果があります。
また、血液をサラサラにしたり、肝臓の機能を高める効果、女性に多い骨粗しょう症の予防、減塩の効果もあるので高血圧の予防にもなります。その効果は人間の身体だけに留まらず、酸性でカルシウムを溶かしたりアルカリ性の物質を中和する働きを生かし、掃除をする際の助っ人として、水回りや洗濯槽の汚れを落とす際にも役立ちます。
上手な摂取方法としては、「一度にたくさん摂取するのではなく、1日数回に分けて摂取する」「疲労時には必ず摂取する」「スポーツをした後に必ず摂取する」ことです。この3点に気をつけながら、たくさんの食品をバランスよくビタミンB群と一緒に摂取するように心がければ、いっそうその効果が上がるでしょう。