
黒酢に含まれるクエン酸には、疲労回復の効果があるとされています。これは、「クエン酸サイクル」という人間の体内でクエン酸を8種類の酸(クエン酸、イソクエン酸、アルファケトグルタル酸、コハク酸、CoAコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、オキザロ酢酸)に分解、変化させていくことでエネルギーを産生し、最後にまた初めのクエン酸に戻るというエネルギー生産メカニズムにあります。
また、同じように黒酢に含まれるアミノ酸にもエネルギー源としての働きがあります。筋肉を増やす働きのあるアミノ酸、クエン酸サイクルの最も近くに位置しエネルギー源として利用されやすいアミノ酸など、アミノ酸がクエン酸のサポートをすることで、より効果を発揮します。
では、私たちが日々感じる疲れの原因は一体何でしょうか。「身体がだるい」「重い」「想うように動かない」などと感じる原因として、「乳酸」という疲れの元が考えられます。激しい運動や肉体労働をする時、グリコーゲンやブドウ糖がエネルギーとして燃焼しますが、この燃焼後に残るカスが乳酸になります。
この乳酸が筋肉や肝臓に溜まると、私たちは疲労感を感じるのです。この乳酸は、クエン酸サイクルの回転が速く活性化していれば、分解も早く疲労もすぐに回復されますが、クエン酸サイクルの回転が遅く代謝機能も衰えると疲労が溜まりやすくなります。
クエン酸サイクルを活性化させ、乳酸を体内に溜めこまないことが、疲れ知らずの身体をつくる近道となるのです。